今回は、Intellijに任意のバージョンのtomcatを追加するメモとなります。
尚、IntellijはCommunity(無償版)ではなく、
Ultimate(有償版)利用前提での記載となりますのでご注意ください。
JetBrains Intellij IDEA – エディション比較 –
環境
・OS:mac OS Catalina 10.15.6
・IDE:IntelliJ IDEA 2021.1 (Ultimate Edition)
Build #IU-211.6693.111, built on April 6, 2021
・Java:Amazon Corretto1.8.0_282
・tomcat:8.5.65
Tomcat ダウンロード
まずは、Tomcatをダウンロードします。
公式ページのDownloadのところから、
バージョンごとのダウンロードページに移動します。
今回は8.5を利用するため、Tomcat 8 のダウンロードページへ移動します。
どの形式でも問題ありませんが、今回はzip形式でダウンロードします。
※Tomcatの実体だけ用意したいので、Coreから選択します。
目的のバージョンが存在しない場合、アーカイブページを確認してください。
ダウンロードを行ったら解凍して、
モジュールを任意の場所に配置します。
尚、配置場所のオーナー・権限状況によっては、
Tomcat実行時に権限エラーが発生する場合があります。
実行前に権限を調整してください。
sudo chmod -R 777 apache-tomcat-X.X.XX
※初めてデバッグ実行した場合などは、
実行権限エラーのメッセージが別のエラーメッセージと重なり、
実行権限エラーに気付きにくく成るため注意が必要です。
Intellij Application Server 設定
Tomcatをダウンロードしたら、Intellij側でTomcatの設定を行います。
メニューの Intellij IDEA -> Preferences… を選択します。
設定画面が開いたら、Build, Execution, Deployment -> Application Servers を開きます。
Application Server一覧のところに設置されている、
プラス(+)ボタンをクリックします。
追加するサーバーの候補が表示されたら、
今回は、Tomcat Serverを選択します。
追加するTomcatの配置場所を、Tomcat Homeをクリックして指定します。
事前にダウンロード済みのTomcatのフォルダを指定します。
Tomcat Homeを指定すると、自動的にTomcat base directoryも選択されます。
特殊な構成以外は、このままOKボタンをクリックします。
目的のTomcat Serverが一覧に表示されていることを確認し、問題なければOKボタンをクリックします。
以上で、Intellij側で設定すべき内容も完了となります。
Tomcatで動作させたいプロジェクトのRun/Debug Configurationsで、
今回のメモは以上となります。
Tomcatの細かな挙動確認方法などは、こちらに載っていませんが、
以下の記事では、プロジェクトを作成するところからメモしていますので、
合わせてご参考に頂ければと思います。