今回は、appdmgというツールを利用して、
Macアプリの配布用dmgファイルを作成するメモです。
ほぼ、公式リポジトリと、npmのappdmgページの引用になります。
前提
appdmgは、node.jsで作成されており、npmが動作する前提の内容となります。
バージョンはそれぞれ以下で試しました。
・node.js:20.16.0
・npm:10.8.1
・appdmg:0.6.6
・OS:macOS Sonoma 14.6 (現状、MacOSのみ対応している様です)
また、dmgを作成するアプリは、以下のPythonで作成したスタンドアローンアプリで試しています。
インストール
npm install -g appdmg
設定ファイル作成
appdmgは、jsomファイルでロゴ設定、アプリ名表記などを行えます。
よくある、dmgのアプリケーションフォルダにアプリのロゴをドラッグ&ドロップしてもらう表示ですが、
アイコンの配置位置や、背景画像まで指定できます。
https://www.npmjs.com/package/appdmg/v/0.6.6?activeTab=readme#example
{
"title": "FolderAnalyzeApp",
"icon": "logo.icns",
"contents": [
{ "x": 140, "y": 120, "type": "file", "path": "dist/FolderAnalyzeApp.app" },
{ "x": 500, "y": 120, "type": "link", "path": "/Applications" }
]
}
dmg作成
jsonファイルを用意できたら、以下のコマンドでdmgファイルを生成します。
appdmg path/appdmg.json path/生成するファイル名.dmg
確認
ダブルクリックなどで起動すると、指定した名称でマウントされて、
jsonファイルで指定した形式で、アプリファイルのロゴとApplicationsフォルダのロゴが表示されます。
ドラッグ&ドロップでApplicationsに追加すると、
Launchpadなどにも認識されて、アプリを使用できます。
今回のメモは以上となります。
Macとnodeを使用できる環境に限られますが、
簡単に配布用のdmgファイルを作成できます。