DBeaverは、複数のOSに対応していて、サポートしているデータベースも多いクライアントツールです。
今回は、DBeaverのインストールして、PostgreSQLへ接続するまでのメモとなります。
尚、PostgreSQLは以下のメモの要領で導入済みの前提でメモしています。
環境
・OS:macOS Catalina 10.15.7
インストール対象
・DBeaver:バージョン7.3.0.202011291229
インストーラー取得
まずは、以下の公式サイトよりインストーラーを取得します。
ダウンロードページに各OS毎のダウンロードリンクが存在します。
私はインストーラーを利用することが多いので、今回も目的のOSのインストーラーを選択します。
インストール開始
ダウンロードできたら、ダブルクリック等でインストーラーを起動します。
インストーラーの画面が表示されたら続けるボタンを押してインストールを開始します。
使用許諾を確認して、続けるボタンを押します。
同意確認が表示されたら同意するを選択します。
次にインストール先の選択を行います。
デフォルトのままでよろしければ、そのままインストールボタンを押します。
インストール先を指定したい場合は、インストール先を変更ボタンを使用して、
インストール先を選択してから、インストールボタンを押します。
インストール許可の確認が表示されたら、
案内通りパスワード入力もしくは、Touch IDを利用して許可します。
許可するとインストール開始されます。
数分待ちますとインストール完了メッセージが表示されます。
インストールが完了するとLaunchpad等で、
DBeaverを確認できます。
DBeaver 起動
インストールできたらDBeaverを起動します。
Finderのアプリケーションに存在するDBeaverをダブルクリックするか、
Launchpadに表示されているDBeaverを選択します。
DB PostgreSQL 接続
画面左上に存在するコンセントに+記号がついているマーク、
新しい接続アイコンをクリックします。
新しい接続を作成する画面が表示されたら、
目的のデータベースを選択します。今回は、PostgreSQLを選択して、次へボタンを押します、
対象DBへの接続が初回の場合、ドライバの設定が必要な場合があります。
その場合には、ドライバ設定画面が表示されますので、内容を確認の上ダウンロードボタンを押します。
次に接続するDB情報を指定します。
以下を入力して、テスト接続ボタンをクリックします。
・Host:接続先IP
・Database:接続先のDBを指定します。
※ローカルにPostgreSQLをインストールしており、
接続設定を変更していない場合、127.0.0.1のままになっていると思われます。
・ユーザー名:ロール名を指定します。
・パスワード:ロールのパスワードを設定します。
接続済みのメッセージが出たら正常に接続できますので、OKボタンを押します。
その後、終了ボタンを押します。
データベース一覧タブに、接続されたデータベースが表示されます。
テーブル確認
データベースナビゲータタブより、テーブルの状態も確認できます。
目的のテーブルをダブルクリックします。
右側にデータベースの情報が表示されます。
デフォルトでは、プロパティタブが表示されます。
プロパティタブでは、テーブルカラムなどのテーブル構造を確認できます。
データタブをクリックすると、現在テーブルに保存されているレコードを確認できます。
SQL実行
SQLを実行する場合は、新しいSQLエディタボタンをクリックします。
スクリプトエディタでは、SQLを記述・実行する事ができます。
関連するテーブル名や、SQL構文については、入力補完機能を利用しながら記述できます。
記述したSQLを実行するには、SQL文を選択し、左側の実行ボタンをクリックします。
実行内容に問題がなければ、下部に実行結果が表示されます。
今回のメモは以上となります。
無料のCommunity版でも基本的なDB操作は一通り行えます。
NoSQLを扱う場合や、AWS IAM、Kerberos、およびActiveDirectory認証のサポートを受けたい場合には、
Enterprise版を利用する必要があります。
詳しくは、公式ページを参照頂ければと思います。
Mac用のクライアントツールが、開発中止になったりしていることが多いので、
他の選択肢を試せない場合、重宝すると思います。