今回は、Linux系OSを利用している時に使える便利なコマンド、
historyコマンドについてメモしておきたいと思います。
番号を指定して実行
以下のように、!マーク + 数字を実行すると、
historyで表示されている行番号のコマンドを実行することができます。
これにより、過去に実行したコマンドをスムーズに実行できます。
$ ![履歴番号]
特定ワードで絞り込んだ履歴を表示
以下のように、パイプを利用してhistoryとgrepを組み合わせると、
historyに表示させる内容を絞り込むことができます。
history | grep [キーワード]
これは、historyコマンドの機能というより、Linuxのコマンドの使い方の話ですが、
便利であり、よく忘れてしまうのでメモしておきます。
history 内容 削除
色々操作していると、historyの内容はどんどん溜まっていきます。
溜まり過ぎると確認しづらいですし、履歴を残すこと自体が好ましくない場合もあると思います。
そういった場合、以下の方法で削除を行います。
・historyファイルから削除
historyの内容は、bash_historyファイルに記録されているので、
直接ファイルの内容を削除すれば、履歴に表示されなくなります。
vi ~/.bash_history
・行数指定で削除
history -d [行番号]
・無条件全削除
history -c
今回のメモは以上となります。
historyコマンドは、誰でも知っていて便利ですが、
私は色々と使用方法を忘れてしまうことがありますので、メモしておきました。
他にもよく使う方法が出てきたら、逐一メモしておきたいと思います。