Tomcat web.xml の設定方法をメモしておこうと思います。
今回メモしておくのは、ウェルカムページの設定方法です。
ウェルカムページとは
JavaのWebアプリケーションは、
以下のような形式で、URLを設定すると思います。
https://host:port/display-name/url-pattern
※以下の画像の例、https://localhost:8080/Web01/HelloWorld
サーブレットに対応するURLではなく、display-name(context-root)までを指定した場合に表示されるページのことを、
ウェルカムページ(デフォルトページ)と言います。
https://host:port/display-name/
※下記の画像の例、https://localhost:8080/Web01/
上の画像の場合、index.jspというものを設定しています。
ウェルカムページ設定方法
以下の通り、welcome-file-listタグで指定します。
<welcome-file-list> <welcome-file>target.jsp</welcome-file> </welcome-file-list>
ここで指定するjspファイルなどは、
WebContent配下のファイルを指定しますが、
WEB-INFのファイルは、デフォルト設定では指定できませんので、注意が必要です。
また、welcome-file-listタグが指定されていない場合、
デフォルト設定として、以下がウェルカムページとして認識されます。
- index.html
- index.htm
- index.jsp
更に、welcome-file-listタグとして指定する場合、
サーブレットのurl-patternなどは指定できません。
補足情報
xmlに色々と設定をしていると、xmlの構文上では、
設定ミスなどに気付きにくくなってくると思います。
eclipseなどのIDEでは、デプロイメント記述子を、
以下のように表示してくれたりします。
こちらの表示で確認すると、
ウェルカムページやエラーページなどで指定されているファイルを確認することが出来ます。
以上が、ウェルカムページの設定内容のまとめになります。
ウェルカムページは、あまり細かな設定を行うことが出来ませんが、
それでも、デフォルトとして表示させるページは、
必要に迫られる場合もあると思います。参考に頂ければと思います。