今回は、GitHub Copilotのフリートライアルや、個人(GitHub Copilot Individual)プランでの利用時に、
ソースコードをCopilotに学習させないようにする設定のメモです。
https://docs.github.com/en/copilot
注意点
今後、変化することがあるかもしれませんし、
こちらの設定だけでは防げないリスクがあるかもしれませんので、その点についてはご了承ください。
設定方法
GitHubにログインしたら、右上のメニューよりYour Copilotを開きます。
Copilotの設定部分が表示されたら、
Allow GitHub to use my code snippets from the code editor for product improvements *
にチェックを入れます。
GitHub Copilotのシステムにデータを送られることは防げませんが、
こちらにチェックを入れておけば、学習や機能改善に利用されなくなります。
その他 公開コードの提案設定
Copilotは、GitHub上のソースコードなども学習して、コーディングサポートを行ってくれます。
そのため、意図せず公開されているコードのライセンス侵害や、
無許可使用になってしまう可能性も現状ゼロではないと思います。
そういったことを防ぎたい場合、すぐ近くにある以下項目をBlockedに設定します。
- Suggestions matching public code
リスクが完全になくなるわけではありませんが、
パブリックコードの提案をそのまま受けることは無くなります。
(元のコードと完全一致でなくなればOKかというとそうでもないかもしれませんが、
リスク軽減には繋がると思います)
今回の内容は以上となります。
試しに無料トライアル版を使用しているのですが、思いの外便利に感じています。
ただし、新しい技術でありツールの特性上、
自身のソースコードの漏洩、意図せず他者のコードを無許可利用
こちらのリスクについて認識した上で利用する必要があると思います。