相変わらず物忘れが激しく、
特にLinuxコマンドはすぐに忘れてしまいます。
今回は、rmコマンドでフォルダを削除する際に、
配下のファイルも削除する場合に表示される確認メッセージを、
表示しないで削除する方法のメモとなります。
通常のrmコマンドの挙動
ファイルのオーナーの状態や、bashrcの設定内容次第ですが、
異なるオーナーがファイルが存在するディレクトリを消そうとすると、
ディレクトリに含まれているファイルを消しても良いか、
確認メッセージが表示されます。
含まれているファイル数分、確認メッセージが表示されます。
オプション -fを指定して実行した場合
以下のように、
※-rオプションは、配下のディレクトリ・ファイルも削除に含めるためのオプションです。
rm -rf 対象ディレクトリ
という形で、実行を行うと、
確認メッセージが表示されずに削除が実行されます。
尚、非表示になるのは確認メッセージだけでなく、
エラーメッセージなども非表示になってしまうため、
予期せぬ挙動が発生しても知る術がなくなってしまうので、注意が必要です。
以上となります。
色々なオプションが用意されていて便利なのですが、
オプション毎の挙動を正しく理解していないと、色々とトラブルを招くことになるので注意が必要です。