Scala インストール HelloWorld

今回は、Scalaをインストールして、HelloWorldを表示するところまでメモしたいと思います。

個人的にはあまり、Scalaは馴染みがないのですが、

少しだけ、現場で触れる機会がありましたので、

最低限の環境構築メモも兼ねて、メモしておこうと思います。

 


1、導入する環境について

  • OS:Windows10 64bit

既にJavaが導入済みの環境に対して導入します。

もしも、Javaが未導入の場合、あらかじめJavaをインストールする必要があります。

 


2、導入内容について

  • Scala
  • IntelliJ

Scalaのインストール時に、IDE(Intellij)込みと、なしを選択できます。

今回は、せっかくなので、Intellijも一緒に導入してみようと思います。

 


3、環境整備手順

3-1、Scala インストーラー取得

まず、Scalaの公式サイトにアクセスします。

次にDownloadボタンをクリックします。

クリックしたら、導入手順を進めていきます。

まず、1つ目の手順は、Javaがインストール済みであるか確認します。

インストールが済んでいない場合、インストールを行います。

 

私の環境は、Javaは導入済みでした。

次にScalaをダウンロードします。

IDE(Intellij)有り無しを選択できます。

折角なので、私はIDE有りを選択します。

IntelliJをダウンロードできる、JetBrainsのサイトに遷移しました。中央の「DOWNLOAD」ボタンをクリックします。

UltimateCommunityから選択できるようです。

 

私は、Communityを選択しました。

どちらでもScalaが含まれているので、HelloWorldを表示する分には、問題がありません。

 

3-2、IntelliJインストール

IntelliJのインストール手順は、以下を参考にして下さい。

IntelliJ インストール

 


4、Scalaで初めてのHelloWorld表示

IntelliJが起動したら、Create New Projectを選択します。

続けて、左側のメニューのScalaを選択し、sbtを選択します。

次に、プログラムを管理するプロジェクト名を入力します。

また、プロジェクトのファイルを保管したい場所を変更したい場合、

Locationを都合の良いフォルダに変更します。変更後、Finishボタンをクリックします。

Tip of the Dayが表示されたら、今回はCloseボタンをクリックします。

次に、プロジェクトの内容を確認します。

まず、プロジェクト名をクリックします。

そして、内部のsrcをクリックすると、更に内部が表示されます。

更に、内部のmainをクリックします。

ここまで来たら、Scalaファイルを追加したいところですが。

現状のままだとScalaファイルを追加することはまだできません。

この状態だと、まだ、Scalaフレームワークが、プロジェクトに追加されていないため、

追加部分(New)にScalaファイルの選択肢が存在しません。

Scalaを追加できるようにするために、

プロジェクト名で右クリックを行い、Add Framework Support…をクリックします。

Add Frameworks Support画面が表示されたら、左側のメニューのScalaを選択します。

そして、右側にUse libraryが表示されたら、Create…ボタンをクリックします。

作成するScala Libraryのバージョンを選択します。

今回は、最新のバージョンを選択します。選択したら、OKボタンをクリックします。

作成したLibraryが選択済みに成ったら、OKボタンをクリックします。

改めて、scala classを作成可能か確認します。

プロジェクト内の、src->main->scalaの部分で、右クリックを行い、

New -> Scala Classを選択します。

作成するクラス名を入力します。その後、Objectをダブルクリックします。

Scalaファイルが作成されました。

作成されたファイルに、下記のようなHello World表示コードを加えます。

object HelloWorld {
  def main(args: Array[String]) {
    println("Hello, world!")
  }
}

その後、ファイルを保存(ctrl + s)した後、ビルドを行います。

メニューRun等から、実行を行います。

Runの選択画面が表示されたら、起動したいプロジェクトを選択します。

コンパイルエラー等が無ければ、無事実行され、コンソールに実行結果が表示されます。


 

以上が、Scala導入から、Hello Worldを表示するまでの流れとなります。

プロジェクトを作成したときに、Scala Libraryが設定させていないところが、

ハマり処な気がしますが、注意して設定すれば、問題なく解決できると思います。

今後も、触れる機会があれば、メモしておこうと思います。

 




都内でエンジニアをやっています。 2017年に脱サラ(法人設立)しました。 仕事で調べたことや、気になったことをメモしています。
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