nodenv local node バージョン 反映されない

nodenvでnodeのバージョンを管理している際に、

正しくnodeバージョンを変更できないことがあった為、トラブルシュートメモです。

同じ現象でお困りの方は参考に頂ければと思います。

解決したい現象

nodenv versionsでインストール済みのnodeバージョンを、

nodenv local バージョン数 のコマンドで設定しても、

nodeバージョンが反映されない。(.node-versionには反映されている)

違うバージョンとして実行される。

nodenv local xxx

nodenv versions

.node-version内容

nodenv .nodenv-version
※2024/8/4追記
nodenvを初回インストールして、nodenv local xx.yy.zzを実行しても反映されませんでしたが、
その場合もこちらの方法で反映されるようになりました。


原因調査

nodeの実体がどこか確認します。

which node

nodeの実体が別をみている。
nodenvのnodeが動いている場合、.nodenvの実体パスが表示されるはずです。
昔にnodenv以外でnodeをインストールしていたせいで、
そちらが効いてしまっているのかもしれません。

この状況の場合、以降の対処方法で改善します。
※初回インストールなどで、which nodeで、None(なし)などが表示されても改善されます。


対処法

./bashrcなど、Shellの設定にnodenvを追加します。

※bashはbashrc、zshはzshenvやzshrcなど

nodenvを効かせたいディレクトリの場所で、設定ファイルを作成し以下の内容で保存します。

export PATH="$HOME/.nodenv/bin:$PATH"
eval "$(nodenv init -)"

bashrc zshrc nodenv setting

その後、sourceコマンドで設定を反映します。

source ./bashrc

最後に、node -v できちんと.node-versionのバージョンに反映されていることを確認します。

node -v nodenv

都内でエンジニアをやっています。 2017年に脱サラ(法人設立)しました。 仕事で調べたことや、気になったことをメモしています。
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