今回は、macの環境にAndroid Studioをインストールして、
KotlinでHelloWorldを表示させるところまでメモしたいと思います。
インストール対象
Android Studio 4.0.1
Build #AI-193.6911.18.40.6626763, built on June 25, 2020
Runtime version: 1.8.0_242-release-1644-b3-6222593 x86_64
VM: OpenJDK 64-Bit Server VM by JetBrains s.r.o
macOS 10.15.6
GC: ParNew, ConcurrentMarkSweep
Memory: 1246M
Cores: 4
Registry: ide.new.welcome.screen.force=true
Non-Bundled Plugins:
インストーラー取得
Android Studioの公式ページよりダウンロードします。
https://developer.android.com/studio?hl=ja
DOWNLOAD ANDROID ATUDIOのボタンをクリックすると、
利用規約の確認が表示されますので、内容を確認の後、同意するにチェックを入れて、
ダウンロードするボタンをクリックします。
ダウンロードされたら、
インストール用のdmgファイルをダブルクリック等で実行します。
他のアプリと同じ要領で、Applicationに追加します。(ドラッグ&ドロップ)
Android Studio 起動・設定
インストールが済んだら、早速起動を行います。
Launchpad等でAndroid Studioを確認して起動します。
Android Studioを起動すると、以下のようなメッセージが表示される場合があります。
表示されたら、開くボタンをクリックします。
Android Studioを起動すると、
まず、匿名の使用状況データの収集を許可確認が表示されますので、
許可する場合、Send usage statistics to Googleボタンをクリックします。
許可しない場合は、Dont’t sendボタンをクリックします。
※どちらを選択しても、開発で利用する上での差は変化ありません。
次に、Nextボタンをクリックして、初期設定を開始します。
インストール形式を選択します。
通常の使用方法であれば、Standardを選択したままNextボタンをクリックします。
次に、Android Studioのテーマを選択して、Nextボタンをクリックします。
設定確認画面が表示されたら、内容を確認後、Finishボタンをクリックします。
設定が開始されます。
設定中に、パスワード入力を求められたら、入力を行います。
設定途中で、拡張機能がブロックされる可能性があります。
ブロックされたら、セキュリティ環境設定を開くボタンをクリックして許可します。
セキュリティ環境設定を開くボタンをクリックすると、
セキュリティとプライバシー画面が表示されます。
鍵マークをクリックすると、内容の変更やアプリケーションの実行許可を行えるようになるので、
鍵マークをクリックします。
認証確認のメッセージが表示されたら、Touch IDかパスワード認証を行います。
変更可能状態になったら、許可ボタンをクリックします。
許可が完了したら、鍵マークをクリックします。
しばらくすると、設定が完了します。
完了後、Finishボタンをクリックすると、Android StudioのWelcomeメニューが表示されます。
プロジェクト作成
Start a new Android Studio projectをクリックします。
今回は、簡単なHelloWorldを表示させるだけのprojectなので、
Empty Activityを選択してNextボタンをクリックします。
次に、プロジェクト名を入力して、
必要に応じて、保存先の指定(Save location)を選択して、Finishボタンをクリックします。
正常にプロジェクトが生成されると、プロジェクトが開かれた状態で表示されます。
テスト動作用 AVD Manager 設定
ローカルで、Androidデバイスを動作させるためのエミュレータの設定を登録します。
まず、メニューよりTools -> AVD Manager を選択します。
AVD Managerの画面が起動したら、+ Create Virtual Device…をクリックします。
ハードウェアの選択画面が表示されたら、任意のデバイスを選択して、Nextボタンをクリックします。
次に、ライセンス承認の画面が表示されたら、
内容を確認後、Acceptを選択して、Nextボタンをクリックします。
認証を行うと、インストールが開始されます。
インストールが完了したら、Finishボタンをクリックします。
次にシステムイメージを作成します。
今回は簡単なプログラムを作成するだけなので、デフォルト選択のままNextボタンをクリックします。
次に、AVDの構成を指定して確定させます。
必要であれば、AVD Nameを変更したり、
Androidデバイスを起動した時の画面の向きなどを指定した後、
Finishボタンをクリックします。
正常にAVDが登録されると、一覧に表示されます。
Actionsの部分に表示されている緑色の三角マーク(起動ボタン)をクリックします。
起動途中に、IOインターフェース等のアクセス許可を求めるメッセージが表示される場合があります。
その場合には、必要に応じて許可を行います。
エミュレートされてデバイスが表示されたら、AVDは正常に動作しています。
デバイスの外側などにカーソルを移動すると、デバイス操作のメニューが表示されますので、
電源ボタンをクリックして停止させます。
HelloWorld プログラム 実行
Android Studioでプロジェクトを作成すると、
デフォルトでHelloWorldを表示させるプログラムが含まれています。
既に存在するプログラムを、先ほど登録したAVDを利用して、
デバイスにHelloWorldを表示させてみます。
画面右側上部のプルダウンメニューで、
プロジェクト(今回の場合app)を選択し、先ほど登録を行なったAVDを選択します。
プルダウンメニューの右側の緑色の三角マーク(起動ボタン)をクリックします。
正常に起動すると、エミュレートされたデバイス上に、HelloWorldの文字が表示されます。
今回のメモは以上となります。
試しに比較的低スペックなMacBookAirにもインストールしてみました。
上記のスペックでも問題なくAndroid Studioはインストール出来て、
デバイスのエミュレーターも動作しました。
しかし、デバイスが起動するまでの時間が60秒近くかかり、
HelloWorldを表示させるだけでも、かなり待ち時間がありました。
ガッツリ開発を行う場合には、それなりのスペックのPCを用意する必要があると思います。