今回は、Trelloにガントチャートを導入する方法をメモしておこうと思います。
尚、こちらの記事を書いている2020/7/3(金)時点では、
フリープラン版のTrelloには、ガントチャートでタスクを管理できるような標準機能は有りません。
※ビジネスプランであれば、ガントチャート機能を付与できるTeamGanttなどを利用できます。
現状、フリープランの状態で、ガントチャートを利用する場合には、
Google Chromeのアドオンである、Eleganttを利用する必要があります。
導入方法は簡単なので、普段Chromeを利用されていない方でも、
フリープランのまま、ガントチャートを利用したい場合には、試してみる価値はあると思います。
検証環境
今回は、以下の環境で試しました。
・OS:mac OS Catalina 10.15.4(19E266)
・Chrome:バージョン: 83.0.4103.116(Official Build) (64 ビット)
確認は行なっていませんが、Windowsでも同じ要領で導入可能だと思います。
導入方法
他のアドオンと同じ要領でChromeに追加することができます。
Eleganttの公式サイトには、
ChromeのWebストアへのリンクボタンが表示されていますので、
そちらから追加ページに移動することもできます。
Install the Chrome Extensionというボタンをクリックして、
chromeのウェブストアのGantt Chart for Trelloが表示されたら、Chromeに追加ボタンをクリックします。
Chromeに追加ボタンをクリックすると、
確認メッセージが表示されますので、拡張機能を追加をクリックします。
正常に追加されると、メッセージが表示されます。
アドオンの追加方法は以上です。
アドオンが追加されると、アドオンは有効状態で動作可能な形になっていますので、
次章の操作方法のように、Trello上でガントチャートを表示させることが出来ます。
操作方法
アドオンが追加されたらTrelloを開き、ガントチャートを利用できるか確認します。
まず、アドオンが正常に動作している場合、
アドオン導入後のTrello初回表示時には、以下のようなメッセージが表示されます。
こちらのメッセージの下部にて許可を行うと、
Trello上で、ガントチャートを利用する事が出来るようになるので、許可を行います。
許可を行い、問題なくアドオンが動作している場合、
Trelloのボードの画面に、というボタンが表示されます。
offの部分をクリックすると、
onとなりガントチャートを利用する事が出来るようになります。
※onになると>>の部分をクリックしてガントチャートを開く事が出来るようになります。
ガントチャートは、カードのPLANNED DATEを基準に表示されますので、
それぞれのカードを設定する必要があります。
補足情報
Eleganttには、フリープランと有料のPro版が存在します。
Pro版は、フリープランで使用できる機能に加えて、
以下の機能を利用出来るようになります。
- 無制限の履歴機能
- タスクの依存関係 追加機能
- マイルストーン機能
- Googleカレンダーと同期機能
- 画像として保存する機能
詳細は、公式ページで比較情報が公開されていますので、公式ページをご確認頂ければと思います。
参考:https://elegantt.com/pricing#pricing-detailed
以上となります。
Trelloは操作が簡単であり、saasサービスなので、
サーバーなどを自分で立てる必要もないので、気軽に利用できます。
個人タスクなどのメモ用に利用している人も居るかと思いますので、
ガントチャートを利用したくなったら、フリー版のEleganttの利用してみても良いと思います。
ただ、有料版の利用を検討する場合には、
他にもビジネスプラン版のTrelloで利用出来るTeamGanttなどもありますので、
そちらも合わせて比較見当頂いた方が良いと思います。