今回は、Go言語をインストールして環境設定を行い、
Go言語で作成したプログラムでHelloWorldを表示してみます。
Go言語は、日本国内のエンジニア数が少なく、
現状、単価がかなり上がっているようです。
しかし、環境パスの設定などが、
少し変わっていますので、まとめてみたいと思います。
導入環境
OS:Windows10 64bit
Go言語 インストールファイル取得
公式ページ:Go LangよりGo言語を動作させるためのファイルを取得します。
環境に合わせたファイルを取得します。
ダウンロードが完了したら、ファイルを解凍します。
解答されたフォルダを、丸ごと配置したい場所に移動します。
私は、いつも、C:\toolsフォルダに配置するようにしているので、今回も同様にしました。
環境変数の設定
次に、環境変数を設定していきます。
環境変数の画面では、以下の作業を行います。
- GOPATH作成
- GOROOT作成
- Path編集(GOROOTを追加)
まず、GOPATHという環境変数を新規追加します。
こちらは、ソースファイルを保管する場所です。
Go言語のプログラムは、全てこちらの配下で作成を行います。
次に、GOROOTという環境変数を新規追加します。
ここでのパスは、前工程でgoフォルダを配置したパスを指定します。
最後に、環境変数pathにGOROOTを追加します。
%GOROOT%\binという形で指定します。
全て設定し終わったら、OKボタンをクリックします。
環境変数の設定が完了したら、コマンドプロンプトを起動して、
go言語のバージョン確認を行います。下記のコマンドで確認します。
go version
正しく表示されれば、バージョンが表示されます。
Hello World表示
まずは、HelloWorldを表示するプログラムを作成します。
プログラムを作成する場所は、GOPATHで設定したフォルダに作成します。
そして、ファイルの中を以下の様に修正します。
package main import "fmt" func main() { fmt.Printf("HelloWorld! GoLang.\n") }
保存を行ったら、以下の様にビルドを実行します。
go build ファイル名
正しくビルドされると、exeファイルが作成されます。
exeファイルを実行すると、HelloWorldが表示されます。
以上が、Go言語の動作環境をインストールして、
Hello Worldを表示して、動作を確認するまでの流れとなります。
尚、手元に環境を用意せず、単にコードを試してみたい場合、
paiza.ioや、公式のGo Lang オンラインエディタが存在します。
そういったサービスで、簡単に確認を行うこともできます。
Go言語は、何のIDEが人気なのか分かりませんが、
個人的にはvsCodeを使用しているので、vsCodeでのデバッグ方法も、今度まとめたいと思います。