今回は、AWSの利用料金アラートのメモとなります。
料金が発生したら、請求が発生する旨のアラートを投げるように設定しておくと、
予期しない請求に早期に対応できますので便利です。
ただし、AWSにはアラートを設定できる機能が複数あります。
- Billingの設定
- AWS Budgetsの予算設定
- AWS Budgets Report(Budgetsが存在する前提)
◎それぞれで設定可能な内容
Billingの設定 | Budgetsの予算設定 | BudgetsReportの設定 |
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今回は、Billingの設定とBudgetsの予算設定のみメモしたいと思います。
https://aws.amazon.com/jp/aws-cost-management/aws-budgets/
AWS Billing and Cost Management とは?
Billingの設定
まずはBillingの画面を開くために、メニューよりマイ請求ダッシュボードをクリックします。
その後、Billingの設定をクリックします。
Billingの設定では、以下を設定できます。
- E メールで PDF 版請求書を受け取る
- 無料利用枠の使用アラートを受信する
- 請求アラートを受け取る
請求に関する情報をこまめに受け取りたい場合は、
全てを設定することが望ましいと思います。
ただし、具体的な請求金額に応じたアラート出すなどは、
Billingの設定では行えませんので、Budgetsの方で設定する必要があります。
AWS Budgetsの予算設定
細かなアラート設定を行う場合には、
Budgetsにて予算を作成する必要があります。
まずはBudgetsの画面を開くために、メニューよりマイ請求ダッシュボードをクリックします。
左側のメニュー部分からBudgetsをクリックします。
AWS Budgetsが表示されたら、予算を作成するボタンをクリックします。
次に、予算タイプを選択します。
予算タイプは、アラートを出したい意図に応じて選択します。
今回は、シンプルにコスト予算を選択して、予算を設定ボタンをクリックします。
次に、予算名称や具体的な金額などを指定します。
内容を指定できたら、アラートの設定ボタンをクリックします。
アラートの設定が表示されたら、予算金額に対して何%の請求が発生したら、
どこのメールアドレスに通知するかなどの指定を行います。
指定できたら、予算の確認ボタンをクリックします。
内容を確認後、問題なければ作成ボタンをクリックします。
正常に予算が登録されました。
今回のメモは以上となります。
今回のメモには含まれていませんが、
Budgetsのアラートを日時で行いたい場合や、
複数のメールアドレス先にアラート送信したい場合には、
Budgets Reportの設定が必要となります。
今後、Budgets Reportの設定が必要になった場合には、
追ってメモを書かせて頂きます。